
久しぶりに仕事前に、3時間超えの映画を…。
「雪の轍」というカンヌでパルム・ドール大賞をとった作品です。
トルコのカッパドキアが舞台で
(しかも主人公は洞窟ホテルのオーナーという設定)
映像にも興味がありました。
華やかさはないけれど流石に圧倒される風景美。
しかし内容は
限られた登場人物同士の討論が永遠と続く内容で
それぞれの主張は平行線のまま交わることも折り合うこともなく
皆が孤独を感じながら悶々としている。
カンヌでとても評価された映画ですが
「あれ?この物語は一体何に辿りつかせたいのだろうか」と
私にはよく解らず…(笑)
それぞれの登場人物が
自らの奥深いところにどんよりと流れている暗部をさらけだすのを
淡々と眺める。
そんな印象の作品でした。
トルコはいつかは行ってみたい国です。
パムッカレやら気球やら…そして、ご飯も美味しそうだし…(やっぱりそこ!・笑)