
4つほど仕事が順番待ちしてますが
今日は片目をつむって
映画「McQUEEN」の鑑賞。
彼が自殺したというニュースを聞いた当時
ファッションに疎い私のような人間でも
とてもショックだったのを覚えている。
マルジェラの映画に比べて
彼自身がさらけ出された作品で
ぐったりしながらも消化は出来た感。
私はドクロとか退廃的な美とか
特に好まないけれど
それでも彼の世界観には目を背けられない力(美しさ)があるし
何より嫌ではないのが不思議。
(拒絶する人も多かったというが。)
各コレクションの完成度の高さが
継続の難しさと破綻の匂いを感じさせ
彼が洗練と引き換えにすり減っていく様は
痛々しくて見ていて息苦しかった。
鑑賞後は友人に
「自殺はしないでね」と確認しながら
マックイーンを偲んでの晩餐になりました…。